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前回はWLFD 60周年記念大会にご招待され又この度はWLFD65周年大会と共に開催されるAPLFDにご招待されました事に感謝申し上げます。台湾は個人的にもゆかりが深い国であります。私はの妻は日本と台湾のハーフで、私の息子は台湾で起業して定住していますが、今年は台湾で初孫が生まれました。家族ともども大の親台湾派です。私が尊敬する三人の知日派がいますが、一人は誰もが知っている元大統領の李登輝先生ですが、ご高齢ながら聡明で強いリーダーシップを発揮され日本にも多大なる足跡を残されました書籍を通じて学ばされております。もう一人は早稲田やイギリスに留学され、日本に帰化された金 美麗先生ですが、美しく、凛とされ講演会でも常に満席になり、ユーチューブでも10万人以上の視聴者がいます。戦没者を奉る靖国神社での講演でも国の為に犠牲になった方を御参りするのは当然のことで他国から反対されても、none of your businessと言いなさいと痛快に言われていました。そしてもう一人は学者の黄文雄先生ですが、長年日本の大学で教授をされていますが、台湾は勿論、日本、韓国、中国の歴史に精通され、10数冊の名著を出され、ともすれば自虐史観に陥りそうになる日本人にとりアカデミックな知見から勇気と自信を与えてくれる力強い味方です。同じ島国の両国は地政学的にも共通した宿命を持ってる立場からも重要な関係を深めるてゆけるよう益々のご活躍を祈念申し上げます。さて簡単に日本の政治、経済の近況をお話しいたしますが、五回連続で勝利した戦後三番目となる長期安定下安倍政権のもと当初の懸案であったデフレ脱却もアベノ
ミクスの効果が実態経済にも反映して、政権後四年間で350万の雇用を創出し、3%弱の失業率はむしろ人手不足隣、海外からの人材を積極的に入れています。戦後二番目に長い好景気が続いています。外交面でも歴代総理に無かった外国首脳会談を全方位的にアメリカとの11回を含めアジア、ヨーロッパ、アフリカまで地球儀的外交に奔走しています。国内的には保守が三分の二以上の議席を取り、70年間で一度も一言一句も改定しなかった悲願の憲法改正にもせめて普通の主権国家にふさわしい自主憲法制定により、自衛隊の合法化などを国民のコンセンサスが得られれば可能な時代になると思います。内政的には順風満帆とも言えますが、ご存知の通り喫緊の課題は北朝鮮の挑発的ミサイルの脅威に有りますが、専守防衛の立場から日本、アメリカ、中国等の対北朝鮮への経済制裁の強化によるしか無く、また拉致問題や半島情勢を安定化する方法は有りません。アメリカのイラクやリビアへの攻撃は核兵器の抑止力が無かったからだと信じている正恩は草を食べてもミサイルや核兵器開発は止めないとの決意でついにICBM はロフテッド軌道で高度4475キロ、通常軌道なら、全米を射程圏内の13000キロになるまでの技術を伸ばし、後で数年と待たず核弾頭の装備が可能だと言われています。トランプ大統領は安倍首相とは相性が合うそうで日本訪問時にゴルフをしたり、六回も会食をしましたが、日本の上空をミサイルが飛翔した時、電話で、晋三よお前は武士でないのか、なぜ撃ち落と差なかったのか?と電話で言ったそうです。トランプは日本の憲法を誰がどの様に作ったのか知っていたのかどうかわかりませんが?日本は敗戦後、まず武装解除を迫られました,従順に解除したら、次にGHQは文法的にも誤りがある様な憲法を極めて短期間で作りました。自主防衛権も交戦権もない内容です。戦争と武力による威圧又は武力の行使は国際紛争を解決する手段として永遠に放棄する。
陸、海、空、その他の戦力、戦略は保持しない。などの内容です。世界第七位の軍事力があっても、災害救援隊としての活躍はしても、軍隊としては認められていません. 敵が攻撃したら初めて防戦出来るのです。二度と再び戦争はしたく無いとの日本人はこの平和憲法が日本の平和が維持出来たと信じて今日でも半分以上は軍事力の強化や憲法改正に反対しています。アメリカとの同盟により核の傘で守られたのが、リアリティですが、トランプの不透明な動向や台頭する中国の海洋進出等アジア情勢が激変する中、日本は戦後最大の国難とも言えます。チューリッヒに本部を置くギャロップの調査に拠れば国家の為に戦うと答えた日本人は11%と世界で最低です。モロッコやフィジーは98%、ベトナム、パキスタンは89%、中国は71%、アメリカ・韓国は40%台です。
1990年代初めに世界を二分する米ソ冷戦が終息した頃、民主主義が共産主義に勝利した事により、アメリカの国際政治学者のフランシス フクヤマ氏はベストセラーとなった「歴史の終わり」を発表しました。彼には極貧弱小国の北朝鮮がICBMでアメリカを恫喝するとか、台頭する中国が太平洋と大西洋をアメリカと二分統治症などと提案する等は夢にも想定してなかったはずです。歴史の終わりどころか宗教や民族の紛争や難民問題、グローバリズムとナショナリズム等、益々混沌としています。日本は2007年に安倍さん、麻生さんが提案した、インド太平洋戦略構想をアメリカ、日本、インド、オーストラリアなどと連帯して世界の人口半分が集中しているアジアからアフリカまで力や威嚇によらず,法の支配のもとで平和な交易により共存共栄してゆけるルール作りの準備をしています。又日本の得意分野の医療技術や環境問題で世界に貢献することなどを日本国民の一人として、願っています。ご静聴ありがとうございました。

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